近づくどころか、むしろ遠ざかる。
“誤解”が関係をかき乱す、ちょっとしたコメディ回。
あらすじ(超簡潔)
リノアの実家に到着した一行。
しかし弟妹たちはギィを敵視し、まさかの波乱の再会が始まる――。
今回の関係性の変化
今回はギィとリノアの恋物語は休止。
ギィとリノアの弟妹たちとの関係が描かれた。
ソード、ロマン、プリムは政略結婚という大人の事情を知らない。
単純に自分たちから姉を奪った悪い奴。というのがギィに対する印象である。
さらに、嘘をつくと子供になるというギィの呪いの正体も知らない。
まさか子供ギィがリノアの相手だとは思わなかったのだろう、キースを王子と勘違い。
いろいろ失礼を働くわけだが、リノアにしてみたら心中穏やかでいられない。
リノアとギィの関係そのものは変わっていないのに、
周囲の“誤解”によって関係性が歪んで見える構図が生まれた。
全部ズレてるのに面白い“勘違いの連鎖”
・キース=王子扱いという致命的な誤認
→ ギィがタイミングよく子供の姿だった演出が光る。
・「子供に暴力を振るう王子」という誤解
→ キースにとってはギィに対する軽いツッコミだったが、この勘違いは面白い。
・プリムの無言頭突き
→ 理由は違えど、感情は本気。プリムの表情が非常にいい味を出している。
印象的だったシーン
実家に着いた瞬間、本来なら歓迎されるはずの空間が一転する。
歓迎どころか、疑われ、敵視されるギィ。
その理不尽さとズレが、妙にリアルでクセになる。
まだリノアの両親とギィは会っていない。
両親がこの光景を見たら青ざめるんだろうな。
などと思って読んでいたので、この話自体が非常に印象に残っている。
10話の感想まとめ
恋が進むどころか、外野によってかき乱される回。
でもこの“ズレた空気”が、この作品らしい面白さでもある。
次回への期待
圧倒的な格差のある政略結婚なので、リノアの両親がどういった反応をするのかが非常に楽しみな展開。



