ドラゴンボールってどんな漫画?今さら読んでも面白い?未読者向けに魅力をわかりやすく解説!

一気読み!人気・話題作
本記事はプロモーションを含みます

「ドラゴンボールって、なんとなく知ってるけど…読んだことはない」
そんな人、実はけっこう多いんです。
超有名すぎて今さら読みにくい…そんな名作『ドラゴンボール』を、未読者にもわかりやすく紹介します。スカウターなしでも魅力が伝わるレビュー、はじめます!

あらすじ

不思議な力を秘めた「ドラゴンボール」。7つ集めると、どんな願いも叶えてくれるという――
物語は、山奥で暮らす少年・孫悟空が、都会の少女ブルマと出会うところから始まります。冒険、出会い、戦い、成長。そして地球を超えたスケールの戦いへ。
シンプルだけど熱い、少年漫画の原点ともいえる物語です。

作品基本情報

タイトルドラゴンボール
作者鳥山明
出版社 / 掲載誌集英社/週刊少年ジャンプ
ジャンルバトル、SF、コメディ
巻数42巻完結
アニメ・ドラマ展開アニメ化、映画化

世界観と舞台設定

序盤は古代中国風の山奥からスタートし、世界中を旅する冒険ファンタジー。
中盤からは宇宙、未来、異星人などSF要素が色濃くなり、後半はインフレ上等の「超次元バトル漫画」に進化します。
ただしどの時代でも共通するのは、「強くなりたい」を追求する主人公・悟空の生き様です。

作品の魅力

ドラゴンボールの魅力を一言でいえば「最もわかりやすく、最も熱く、最も完成された少年漫画」です。

圧倒的に「読みやすい」作画

ドラゴンボールが他の漫画と違うのは、「どんな場面でもスッと頭に入る」絵の設計にあります。

  • 鳥山明先生の作画は線が少なくて、無駄がない。背景も最小限で、読者の目線が自然とキャラに集中します。
  • 戦闘シーンでは、ポーズ・角度・コマ割りが完璧に計算されていて、どの技がどう動いたのか一目でわかる

特に現代のバトル漫画にありがちな「描き込みすぎて読みにくい」問題がなく、初心者でも快適に読めるというのが大きな魅力です。

ストーリーの変化と進化が心地いい

ドラゴンボールのストーリーは大きく分けて3段階に進化します:

  1. 冒険ファンタジー期(1〜9巻あたり)
     → 秘宝を探す旅。ギャグ、友情、ちょっとエッチ、ワクワク満載。
  2. 天下一武道会&ピッコロ大魔王編、サイヤ人編(10~20巻あたり)
     → 本格的なバトルへ突入。敵との因縁や命のやり取りが始まる。
  3. フリーザ編以降(21巻~)
     → 宇宙・超人・インフレ・時間・未来……次元がバグる面白さ。

このジャンルの変化がとにかく自然で、読者は「いつの間にか」バトル漫画の深みへと巻き込まれます。

世界的に通用する“普遍性”の強さ

ドラゴンボールは、日本を超えてアメリカ・ヨーロッパ・南米など全世界でファンを獲得しています。
その理由は単純で、「言語や文化に関係なく、誰もが楽しめる設計」だから。

  • ストーリーは直感的
  • キャラは表情で伝わる
  • 誰もが「強くなりたい」「負けたくない」と思う

つまり、子供心に火をつける漫画”という一点において、全人類共通のツボを押さえているのです。

個人的な見どころ

「初めての天下一武道会」…少年漫画らしいワクワクが詰まってると思います。

「悟空vsベジータ(初戦)」…全編通じて屈指の名バトルかと。

「フリーザ編の最終決戦」…鳥肌レベルの熱量、王道の完成形で文句なしです。

こんな人におすすめ

・バトル漫画の「元祖」を体験したい人

・シンプルで熱い物語が好きな人

・子ども時代に見逃した名作を今から楽しみたい人

注意点

絵柄は初期はギャグ調強め。でも10巻以降から一気に「バトル漫画」に化けます。

電子コミックだとドラゴンボールにもいろいろ種類があるので以下で補足しておきます。

コミックの種類

現状、大別するとドラゴンボールのコミックは4種類あります。

モノクロ版、カラー版、アニメコミックス版、SD版です。

モノクロ版

週刊少年ジャンプで連載されていたお話が収録されています。全ページモノクロで全42巻。

カラー版

全ページデジタル彩色されたカラー版。基本的に内容はモノクロ版と同じですが、ストーリーごとに話が区切られて、それぞれ独立して販売されています。

    1. 孫悟空修行編 全4巻
    2. レッドリボン軍編 全5巻
    3. ピッコロ大魔王編 全7巻
    4. サイヤ人編 全4巻
    5. フリーザ編 全7巻
    6. 人造人間・セル編 全8巻
    7. 魔人ブウ編 全7巻

    上記の順番で読むとモノクロ版と同じストーリー進行です。個人的にはカラー版がおすすめです。

    アニメコミックス版

    テレビアニメで放送されていた内容が収録されています。モノクロ版やカラー版にはない独自のシーンやエピソードなど追加要素多数あり。

    アニメコミックス版はドラゴンボールZという作品名で、こちらもストーリーごとに話が区切られ、それぞれ独立して販売されています。

    1. サイヤ人編 全5巻
    2. 超サイヤ人・ギニュー特戦隊編 全6巻
    3. 超サイヤ人・フリーザ編 全4巻
    4. 人造人間編 全5巻
    5. セルゲーム編 全5巻
    6. 魔人ブウ復活編 全6巻
    7. 魔人ブウ激闘編 全6巻

    上記の順番で読むと、モノクロ版と同じストーリー進行です。なおサイヤ人編以前のお話は現状販売されていません。

    SD版

    鳥山明先生公認のオオイシナホ先生の作品で、ドラゴンボールのキャラをSD化したリメイク版。

    ストーリーは原作に沿っているものの、カットされている部分も多く、ハイテンポで話が進んでいきます。

    既刊は11巻でまだ完結していないので、イッキ読みしたい人は注意です。

    まとめ

    「なんとなく知ってるけど読んでなかった」
    そんな人ほど、『ドラゴンボール』は新鮮で刺さるはずです。
    すべての“少年漫画好き”にとって、やっぱりここは通っておくべき道。
    今からでも遅くない、ぜひ1巻だけでも読んでみてください!