『魔王を倒した元勇者、元の世界には戻れないと今さら言われたので、王国を捨てて好き勝手にスローライフします!』3巻は11話~15話を収録。
勇者村の建設や王国部隊の襲来、さらに王女トラッピアの参入など、笑いと波乱が詰まった一冊です。コメディと日常のバランスが光る展開を振り返ります。
3巻の収録話と内容紹介
11~15話では、勇者村の始まりと王国の勇者確保部隊との対決、さらには王女トラッピアがショートに迫る場面が描かれました。
- 11話:勇者村の命名、王国部隊の襲来
- 12話:ショートの真の戦闘力、新魔王の撃破
- 13話:王女トラッピアとカトリナの対立、辺境生活体験
- 14話:王女のわがままと順応、ヤシの実エピソード
- 15話:ショートとカトリナの関係進展
登場人物の動きや印象
- ショート:戦闘力が本物であることを証明。勇者村の中心人物として日常も戦闘も頼れる存在。
- カトリナ:ショートとの関係が大きく進展。恋愛ヒロインとしての存在感が強まる。
- トラッピア王女:コミカルに登場しつつも行動力と根性を見せた。嵐のような存在感。
- ブルスト&クロロック:村づくりや生活に関わり、頼れるサブキャラぶりを発揮。
3巻の見どころや印象に残った点
コメディ調で描かれた王国部隊との戦闘、王女トラッピアの乱入による日常の変化、そしてショートとカトリナの関係進展と、シリアスと笑いが絶妙に混ざった巻でした。
勇者村の誕生
ショートの何気ない発言から始まった村づくり。名称をめぐるやり取りなど、和やかで笑えるシーンが印象的です。
王国部隊と新魔王との戦闘
元勇者の実力をまざまざと見せつけた一戦。王国側の誤解とショートの強さのギャップがコミカルに描かれました。
魔王もショートの今考えたような名称の必殺技でやられコメディ要素が多く面白いです。
トラッピア王女の参戦
辺境スローライフに参加し、嫌々ながらも作業をこなす姿が意外に微笑ましい。彼女の存在が物語をさらに賑やかにしました。
1巻登場時は腹黒王女に見えましたが、まるくなった王女も見どころ。
ショートとカトリナの恋愛進展
ついに二人が結ばれる展開。ブルストやクロロックのリアクションも含めて、笑いと感動が同居する名シーンでした。
まとめ
3巻は勇者村の始まりと王女トラッピアの参戦、そして恋愛面での進展と、大きな転換点となる巻でした。
笑いと日常、そしてちょっとしたロマンスが同居する本作らしさが詰まっています。
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