魔王を倒した元勇者、元の世界には戻れないと今さら言われたので、王国を捨てて好き勝手にスローライフします!4巻レビュー

異世界で生きる物語
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戦争に巻き込まれるも、やっぱりスローライフに帰ってくるショートたち。新しい仲間が増え、勇者村も少しずつ形を変えていきます。恋模様も動き出す第4巻を振り返ります。

『魔王を倒した元勇者』巻ごとレビュー一覧

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4巻の収録話と内容紹介

本巻は第16話~第20話を収録。

勇者村の拡大計画から王国との戦争、そして新たな住人の加入まで、スローライフとシリアス展開が交差する巻となっています。

  • 16話:住人募集を始めるショートたち。王都からの要請で戦争に関わることに。
  • 17話:王都に赴き旧パーティやトラッピアと再会。恋の火花も散る。
  • 18話:戦場で圧倒的な力を見せ、戦争をあっさり終結させるショート。
  • 19話:勇者村に旅芸人フックとミーが加入。綿花栽培や酒造りが始まる。
  • 20話:フックとミーの家完成。ベビー用品購入のため王都へ。

登場人物の動きや印象

  • ショート:相変わらずのチートぶりで戦争すら軽々と終結。のんびり志向は一貫。
  • カトリナ:ショートとの関係はさらに深まりつつある。
  • トラッピア:政権を支えつつ、ショートへの思いも継続。恋の三角関係に拍車。
  • ブレイン:勇者村へ移住。知識面でサポート役に。元勇者パーティの賢者。
  • フック&ミー:新たな住人。子供が生まれる予定で、村に温かみが増す存在。

4巻の見どころや印象に残った点

戦争という大きな舞台がありながらも、物語の核はスローライフ。

勇者村の発展、新たな住人の加入、そして恋愛模様とバランスよく描かれているのが特徴です。

圧倒的すぎるショートの戦争終結シーン

戦場で両軍を一瞬で制圧し、停戦を成立させるショートのチートぶりは痛快。シリアスになるかと思いきやコメディ調で描かれるのも本作らしい。

戦争という重いテーマではあったものの、チートすぎてギャグになってしまった点が面白く見どころ。

勇者村の発展と新住人の加入

フックとミーが加わり、綿花や裁縫といった生活要素が拡充。ブルストの酒造り、ブレインの知識も加わり、ますます村らしくなってきました。

恋模様の加速

カトリナ・トラッピア・ヒロイナという女性陣との関係が複雑化。スローライフに色気と波乱が入り込む展開も見どころ。

まとめ

4巻は「戦争」と「村づくり」が同居した、シリーズの転換点ともいえる巻でした。

勇者村の拡大や恋模様の進展など、今後の展開に期待が高まります。

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