不遇職『鍛冶師』だけど最強ですレビュー!異世界クラフト無双が面白すぎた

不思議な世界の物語
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正確なタイトルは、不遇職『鍛冶師』だけど最強です ~気づけば何でも作れるようになっていた男ののんびりスローライフ~です。

小説発の作品がコミカライズされたもので、すでにタイトルで内容が想像つくかと思いますが実は意外な展開がまっています。

本作のあらすじや作品の魅力が気になる人はぜひ最後まで読んでみて下さい。

あらすじや他情報

成人すると神から職業と神器を授かる世界――そこで人々は“神の武器”だけを信じて生きていた。

そんな中、レリウスが与えられたのは不遇職『鍛冶師』。人の作る武器が不要とされる時代に、彼の夢であった冒険者になる道は絶たれ、仕方なく実家の宿屋を継ぐことに……。

だが、鍛冶師の神器《クリエイトハンマー》は、実はとんでもないチート能力の塊だった!

「不遇」から「最強」へ。これは、“作る力”だけで未来を切り拓く男の無双物語。

作品基本情報

タイトル不遇職『鍛冶師』だけど最強です
作者木嶋隆太
出版社 / 掲載誌講談社/マガジンポケット
ジャンル異世界、クラフト、ファンタジー
巻数11巻完結
アニメ・ドラマ展開なし

世界観と舞台設定

転生や転移の描写は特になし。主人公レリウスはヴァルトス国出身で、元日本人というわけはない模様。

中世ヨーロッパの街並みだが、剣や魔法、モンスターが当たり前に存在する世界観です。

そんな中でレリウスがのんびりスローライフを送るのかと思いきや、実は鍛冶師は勇者と対をなすほど重要な存在で・・・おっとこれ以上はネタバレになってしまうので割愛。

作品の魅力

小説化になろうの異世界作品ってタイトルが命らしいです。シンプルなタイトル(例えば異世界鍛冶師みたいな)だとPV数が稼げないんだとか。

だからタイトルで中身を紹介するような長文タイトルが多いわけで本作もこれに該当します。

ところが本作は、読者がタイトルから想像しているストーリーをいい意味で裏切ってくるんですよね。

これが最大の魅力だと思います。

クラフト無双が生む唯一無二の爽快感

この世界での鍛冶師は普通の武器しかつくれないのが定説。

ところがレリウスの持つ鍛冶師はそれにとどまりません。例えば、不眠症で悩んでいる人がいればベッドを作製して提供する。みたいな悩みにフォーカスできるスキルなんですね。

人の悩みを解決、欲求を満たす。これが「鍛冶師だけど最強です」を体現していて非常に爽快です。

のんびりスローライフをする暇はない

そもそもレリウスは冒険者になりたいと思っていたわけですが、それ以上に幼馴染のリンに何かしてあげたい。という気持ちでいっぱいです。

ところがリンが勇者の宿命を背負ってしまったものだから、のんびりスローライフどころではないと。

タイトルから想像していた内容を裏切ってくるのが意外でワクワクしたのを覚えています。

見どころ・注目シーン

  • 物語のキーになる蒼石の魔物との初遭遇。(1巻)
  • 鍛冶師が不遇、疎まれる真の理由(7巻)
  • 明かされる勇者の真実からのラストバトル(10巻148話~11巻)

こんな人におすすめ

  • 異世界クラフト系や王道ファンタジー系が好きな人
  • コツコツ成長していく過程を見るのが好きな人
  • ちょっぴりハーレム要素があっても許せる人

まとめ

『不遇職「鍛冶師」だけど最強です』は、クラフト系×異世界ファンタジーの鉄板ジャンルに、“努力型主人公”というエッセンスを加えた作品。

すでに完結していて、かつボリュームも程よい。異世界モノとして自信をもっておすすめできる作品です!