『FX戦士くるみちゃん』の漫画は何巻まで発売されている?最新刊は何巻?もう完結している?
これから原作漫画を読もうと思っている方の中には、現在の刊行状況や今後の発売予定が気になっている方も多いのではないでしょうか。
『FX戦士くるみちゃん』は現在も連載中で、単行本は10巻まで発売中。さらに、最新刊10巻は2026年9月18日に発売されました。
この記事では、最新刊・次巻の発売情報や完結状況、全巻の発売日・収録話に加えて、1~10巻を実際に読んだ筆者が各巻の見どころを簡単に紹介します。
「どの巻でどんな展開になる?」「何巻まで読もう?」と迷っている方も、原作漫画を読む際の参考にしてみてください。
『FX戦士くるみちゃん』漫画は何巻まで?
『FX戦士くるみちゃん』の単行本は、2026年9月時点で1~10巻まで発売されています。
9巻が割と節目
9巻は『FX戦士くるみちゃん』を読むうえでかなり大きな節目となる巻です。
作品自体が9巻で完結したわけではありませんが、44話までで福賀くるみを中心に描かれてきた物語が大きな区切りを迎え、45話からは酒田いなごという新たなキャラクターが登場します。
そのため、筆者としては**「9巻まででくるみ編が一区切りし、ここから新しい物語が始まる」**という印象を受けました。
完結状況や9巻で迎えた区切りについては、後ほど詳しく紹介します。
H2 『FX戦士くるみちゃん』は完結してる?
『FX戦士くるみちゃん』は、まだ完結していません。
単行本10巻が発売された現在も物語は続いており、『コミックフラッパー』で連載中です。
ただし、9巻で一度「最終回を迎えたのでは?」と思うほど大きな区切りがあります。
9巻44話で「くるみ編」は大きな区切り
※ここから9巻までの展開に触れます。
物語開始から主人公として描かれてきた福賀くるみは、「母親がFXで失った2,000万円をFXで取り戻す」ことを目標に相場の世界へ足を踏み入れます。
途中では目標だった証拠金2,000万円を突破するほどの成功を収めますが、その後に待っていたのがスイスフランショック。
くるみは1億円を超える不足金を抱え、自殺を考えるほど追い詰められます。それでも父親や仲間たちに支えられ、最終的には自己破産を選択し、もう一度人生を立て直すことを決意します。
そして、この一連の物語が大きな区切りを迎えるのが9巻44話です。
作品そのものはここで完結しませんが、FXを始めたところから追いかけてきたくるみの物語としては非常にきれいにまとまっています。
9巻45話から「酒田いなご」達、新キャラが登場
そして次の45話からは、「酒田いなご」、「善波なな」、「月森きずな」という新たなキャラクター達が登場します。
萌智子は会社を立ち上げており、くるみもそこで働いている様子。
44話が2015年秋ごろの話で、45話が2017年4月の話なので、1年半くらい経過した状態から話がスタートしています。
そのため筆者としては、
1~9巻44話:福賀くるみを中心とした物語
9巻45話~:酒田いなごが加わる新章
というイメージで捉えています。
もちろん作品自体は続いているため、「9巻が最終巻」という意味ではありません。
9巻まで読んで一区切りにすることもできますし、その先の新しい『FX戦士くるみちゃん』を追いかけていくこともできます。
『FX戦士くるみちゃん』全巻の発売日・収録話一覧
これまでに発売された単行本の発売日と収録話をまとめると、以下のとおりです。
こうして発売日を並べてみると、刊行ペースは一定ではないものの、これまではおおむね半年~8か月ほどの間隔で新刊が発売されています。
また、巻数だけでなく「どこまで読めば、どんな展開が描かれるのか」を知りたい方もいると思います。
次の見出しでは、1巻から順番に、実際に読んで印象に残ったポイントや各巻の見どころを紹介していきます。
『FX戦士くるみちゃん』1~10巻の見どころ
『FX戦士くるみちゃん』は、巻を重ねるごとにFXで動く金額が大きくなり、それに伴って登場人物たちが背負うリスクも大きくなっていきます。
筆者は現在発売されている単行本を実際に読んでいますが、1巻を読んだときと9巻まで読み終えたときでは、本作に対する印象が大きく変わりました。
ここでは細かなあらすじを追うのではなく、「各巻ではどんなことが描かれるのか」「その巻のどこに注目してほしいのか」を中心に、ネタバレをできるだけ抑えながら紹介します。
これから読み始める方や、途中まで読んでいて続きを購入するか迷っている方は参考にしてみてください。
1巻|損切りできない怖さをいきなり叩きつけられる
満を持してFXデビューを果たしたくるみですが、いきなりFXの怖さを味わうことになります。
含み損が膨らんでも損切りできず、強制ロスカット寸前まで追い込まれるくるみ。しかし、ギリギリのところで相場が反転し、奇跡の生還どころか大きな利益を手にします。
一方、同じ通貨ペアを取引していた高根やす子は、ロングを損切りしてドテンショート。ところが今度は相場が反転し、大きな損失を出してしまいます。
結果だけ見れば、何もせずロングポジションを持ち続けていれば儲かった相場です。
しかし実際に含み損が増えていく状況では、「もっと下がったらどうしよう」という恐怖が襲ってきます。反対に損切りすれば、今度はそこが底になることもある。
相場の先を読む難しさと、損失を抱えたときの心理的な怖さが1巻からしっかり描かれています。
2巻|勝ち続ける芽吹を見て、くるみが再びFXの世界へ
1巻で痛い目を見たくるみは、一度FXから身を引こうとします。
ところが萌智子から紹介された山師芽吹にFXを教えることになり、その芽吹がまさかの連戦連勝。どんどん資産を増やしていく姿を間近で見たことで、くるみの心も揺らぎ始めます。
「自分もやれば稼げるのでは?」
そう思ってしまう気持ちは、投資経験者なら分かるところではないでしょうか。
結局くるみもFXへ復帰。そして、くるみ・萌智子・芽吹・やす子による、「誰が一番早くお金持ちになれるか」というスーパー投資バトルが始まります。
1巻がFXの怖さを見せる巻なら、2巻は一度離れようと思っても、他人が儲けている姿を見ると戻りたくなるFXの魔力が見えてくる巻です。
3巻|損切りできない芽吹が「入金」で耐え始める
3巻では、物語の中心が芽吹へ移っていきます。
ポンドの取引で強制ロスカットを受け、口座残高が0円になった芽吹。ここで終わればよかったのですが、奨学金にまで手をつけてドル円ショートでリベンジを狙います。
ところがドル円は上昇。
損切りすれば損失を確定できますが、芽吹が選んだのは追加で入金して強制ロスカットのラインを遠ざけることでした。
生活費まで削りながら入金を繰り返し、ようやくドル円が下落。しかし芽吹は「ここから一気に下がる」と考え、ポジションを手放そうとしません。
含み損に耐え続けることと、正しく損切りすることはまったく別物。
3巻は、なぜFXで損切りが重要なのかを芽吹の取引を通して痛感させられる巻です。
4巻|芽吹のFXが「投資」から「執着」へ変わっていく
ドル円の上昇は止まらず、芽吹は再び強制ロスカットを受けます。
失ったのは余裕資金ではありません。奨学金や生活費を削って作ったお金です。
普通ならここでFXから離れそうなものですが、芽吹は「ここまで上がったのだから、今度こそ下がる」と考え、クレジットカード、さらには消費者金融からも資金を調達して再びドル円をショートします。
それでも足りず、最後には萌智子に200万円を借りることに。萌智子がきっちり利息を取るあたりも、本作らしいところです。
さらに普通のアルバイトでは必要なお金を稼げないため、芽吹は水商売まで始めます。
3巻では「損切りできない怖さ」だったものが、4巻になるとFXを続けるために生活そのものが変わっていく怖さへ。
芽吹が少しずつ転落していく過程が印象に残る巻です。
5巻|くるみと芽吹、同じ相場で明暗が分かれる
追い詰められていく芽吹に寄り添ったのが、やす子でした。
特に印象的なのが、芽吹がお金を借りたこと以上に、200万円を貸した萌智子の行動にやす子が疑問を持つところ。
芽吹を助けたい人物、FXを続けさせてしまう人物、それを外から見ている人物。それぞれの考え方が違い、単なるFX漫画ではない人間関係の面白さも見えてきます。
そして取引では、芽吹がドル円ショートを続ける一方、くるみはドル円ロング。同じ相場で2人が正反対のポジションを取ります。
芽吹が苦しむ一方で、くるみの証拠金はついに目標だった2,000万円を突破。
同じFXをしてきた2人の明暗が、はっきりと分かれる巻です。
6巻|芽吹編の決着、そしてくるみに迫る新たな地獄
長く描かれてきた芽吹のエピソードが、大きな決着を迎えます。
上昇を続けるドル円に耐えてきた芽吹でしたが、ついに強制ロスカット。
ただし、すべてを失った芽吹の姿には、それまでとは違った吹っ切れたような雰囲気も感じられます。FXで大きな代償を払ったことは間違いありませんが、個人的には芽吹が一回り成長したようにも感じた場面でした。
そして物語の中心は再びくるみへ。
母親がどのようにFXで2,000万円を失い、その後どうなったのかも詳しく描かれます。
一方、証拠金2,000万円を突破したくるみには新たな問題が発生。税金を考えると、実際に手元へ残る金額は2,000万円に届きません。
不足分をさらに稼ごうと、くるみが目をつけたのがスイスフラン。
ここから、くるみにとって本当の地獄が始まります。
7巻|スーパー投資バトル決着、そしてスイスフランショックへ
2巻から始まったスーパー投資バトルが、ついに決着します。
4人が居酒屋に集まって結果を振り返りますが、FXの収支だけならくるみが圧倒的。しかし優勝したのは、トータル5,000円負けのやす子でした。
やす子はFXではなく自分自身の夢へ投資し、それを成功させたという理由で優勝。(資産の増加率でも優勝)
少しトンチのような結末ですが、「投資とは何なのか?」を考えると面白い結果です。
また、この巻では萌智子とくるみの距離が少し縮まるのも見どころ。
しかし、そんな穏やかな時間を吹き飛ばすように訪れるのがスイスフランショックです。
ユーロ/スイスフランのポジションを持っていたくるみは、一瞬にして1億円を超える不足金を抱えることになります。
「逆のポジションだったら、1億円以上儲かっていた」
そう自分に言い聞かせるくるみの姿も含め、FXでは表裏一体である「爆益」と「破滅」の怖さが一気に押し寄せる巻です。
8巻|すべてを失ったくるみを救った萌智子の言葉
1億円を超える不足金を抱えたくるみは、銀行口座に残っていた100万円を海外FX口座へ投入します。
ハイレバレッジ取引で一時は400万円まで増やすものの、最後は強制ロスカットで0円に。
追い詰められていくくるみの描写はかなり重く、「このまま自殺してバッドエンドになるのでは?」と思わせる見せ方が非常にうまい巻です。
そんなくるみと向き合うのが萌智子。
これまで人の失敗を楽しんでいるようにも見えた萌智子ですが、不器用ながらも本気でくるみを説得します。
最初から友達ではありましたが、個人的にはこの巻で、萌智子が本当の意味でくるみの「友達」になったように感じました。
FXの勝ち負け以上に、くるみと萌智子の関係が強く印象に残る巻です。
9巻|くるみ編に一区切り、「失ったもの」だけでは終わらない
萌智子との会話によって、少しずつ冷静さを取り戻していくくるみ。
そして父親にもすべてを打ち明け、生きて人生をやり直すことを決意します。
もちろん、1億円を超える不足金は普通に返済できる金額ではありません。くるみは自己破産という現実的な選択をすることになります。
FXによって失ったお金はあまりにも大きなものでした。
しかし1巻から9巻まで振り返ってみると、くるみが得たものもあります。
萌智子、芽吹、やす子、そして父親。FXを始めなければ生まれなかった人間関係も含めて、個人的には「大金を失って終わり」だけではない結末だったと感じました。
そして44話で、くるみを中心として描かれてきた物語は大きな区切りを迎えます。
10巻|新たなキャラたちが登場、物語は「株」の世界へ
10巻では、酒田いなご・善波なな・月森きずなという新たなキャラクターが登場します。
これまで福賀くるみを中心に描かれてきた物語から大きく雰囲気が変わり、10巻ではこの3人を中心としたエピソードが展開。くるみも引き続き登場します。
そして大きな変化が、扱われる投資対象です。
これまで物語の中心だったFXから、株へとテーマが広がります。
くるみたちがFXで経験したように、新キャラクターたちも投資の難しさに直面していくのか。
ここまでを読んだ段階では、9巻までを「くるみ編」とするなら、10巻からは新たな投資家たちを中心とした第2章が本格的に始まったという印象を受けました。
『FX戦士くるみちゃん』漫画を読むならどこがおすすめ?
『FX戦士くるみちゃん』は、紙の単行本だけでなく電子書籍でも読むことができます。
これから1巻から読み始めるなら、個人的には電子書籍でのまとめ買いがおすすめです。
現在10巻まで発売されているため、紙で全巻そろえると保管場所も必要になります。その点、電子書籍なら購入後すぐに読めて、スマホやタブレット、PCから好きなときに読み返せます。
筆者が漫画を読む際によく利用しているのがRenta!です。
Renta!という名前から「漫画をレンタルするサービス」というイメージが強いかもしれませんが、作品を購入して無期限で読むこともできます。
『FX戦士くるみちゃん』のように何度も読み返したい作品なら、レンタル対象になっている巻はレンタルで試してみたり、気に入った巻を購入したりと、自分の読み方に合わせて利用するのもひとつの方法です。
ただし、「どの電子書籍サービスが一番お得か」は、その時点で利用できる初回クーポンやキャンペーンによって変わります。
『FX戦士くるみちゃん』を1巻からまとめて購入する予定なら、購入前に各電子書籍サービスの特典を比較しておくとよいでしょう。
当サイトでは、Renta!をはじめ、主要な電子書籍サービスの初回特典・料金・特徴を比較しています。
→ 電子書籍サービスおすすめ|漫画を安く読むならどこ?初回クーポン・料金を比較
まとめ
『FX戦士くるみちゃん』は、2026年9月18日に最新10巻が発売され、現在も連載中のため完結していません。
1巻から続いてきた福賀くるみの物語は9巻で大きな区切りを迎え、10巻からは酒田いなごをはじめとした新たなキャラクターを中心に、これまでとは少し違った物語が動き始めています。
最初は「FXで2,000万円を取り戻す」という目標から始まった本作ですが、全巻を通して読むと、単純にFXで勝つ・負けるだけではなく、お金によって変化する心理や人間関係まで描かれている作品だと感じました。
特に9巻まで読むと、1~2巻を読んだ頃とは作品に対する印象がかなり変わるはずです。
この記事では原作漫画の巻数や各巻の見どころを中心に紹介しましたが、作品のあらすじや登場人物、アニメなどもまとめて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。










