スローライフ×通販スキルで話題を呼んだ異世界転生アニメ『アラフォー男の異世界通販生活』。その魅力にハマり、「第2期があるならぜひ観たい!」と期待している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、原作の進行状況・書籍・コミカライズ・アニメなどの情報をもとに、アニメ第2期の可能性を徹底考察します。
原作とラノベやコミックの進行状況と残ストック
まず事実として、原作、ライトノベル全3巻、コミックス全8巻、アニメ第1期全13話、これらすべて完結済み。
ただしライトノベル、コミックス、アニメ第1期はすべて王国内でのストーリー。
原作では他に帝国や共和国関連のストーリーがあります。
つまり、原作にはまだ話のストックがあるものの、ラノベ、コミックが完結している状態で、アニメ第2期(帝国編や共和国編)が先行配信されることはあるのかが焦点になります。
第2期のアニメ化が厳しい理由
過去になろう発の作品が、ライトノベル化(書籍化)、コミック化(漫画化)の手順をすっ飛ばしていきなりアニメ化されたことはありません。
理由は単純で、アニメは基本的に書籍・漫画の販促装置という側面が大きいからです。
アニメ放送によって売上を伸ばせる商品(=媒体)がないということは、アニメ単独で利益を出さなきゃならない構造になってしまいリスクが高いです。
アニメ脚本の元ネタが不安定
書籍・コミカライズが追いついていないということは、脚本や構成に使える「決定稿」がないということです。
Web小説ベースだと、改稿・加筆の余地が多く、整合性がとりづらい。という事情もあるみたい。
そのままアニメ化すると「後で原作と食い違った」みたいなズレが起きやすくなり炎上案件。
アニメ第2期の可能性を探る
仮にアニメ第2期制作が始動するとしたら、第1期始動と同じ道のりを辿ってくる可能性が高いと思います。具体的には
- 原作Web小説の続きを書籍化
- コミカライズも続きが展開
- 書籍・コミックの売上が一定基準を満たす
- アニメ2期の企画が通る
こんな感じの展開になると予想。現状はライトノベルの続編も出ていない状況です。
アニメ第1期が発表されたときの状況は?
第1期のアニメ化が発表されたのが、2024年8月でした。
2024年8月時点でのライトノベルとコミックの累計売上が130万部オーバーだったみたいです。
で、13話のアニメが制作されたと。
これくらい売れたらアニメ化という第2期始動の目安くらいにはなるかもしれません。
まとめ
『アラフォー男の異世界通販生活』第2期の可能性は、現状の情報だけを見るとかなり厳しいと言わざるを得ません。
書籍やコミカライズの進行もアニメと同じところまでで止まっており、第2期を制作するには“描くべき素材がまだ世に出ていない”という致命的な状況です。
ただし、原作ストックが存在しており、今後書籍や漫画が再開される可能性もゼロではありません。ファンとしては、原作を応援しつつ、第2期の動向を気長に見守るのが現実的でしょう。