「そば屋ごと転生……ではなく、そば屋を召喚できるスキル?」
異世界に突如現れた日本の名店「名代辻そば」が、人々の心と空腹を満たしていく――。
本作は、ハートフルで香り高い異世界グルメストーリー。そば一杯が紡ぐ人間ドラマに、きっとあなたも胸が熱くなるはず。
あらすじや他情報
漫画家から名代辻そばの店員に転職した初代雪人は、交通事故に巻き込まれて死亡してしまう。
そこへ神様が現れて異世界転生を勧めてくる。好きなギフトを上げると言われ、ハツシロが選んだのはそば屋のギフト。
異世界で名代辻そばを召喚し、さまざまな想いや過去を持つ異世界人たちを虜にしていく・・・

作品基本情報
タイトル | 名代辻そば異世界店 |
原作/作画 | 西村西/林ふみの |
出版社 / 掲載誌 | KADOKAWA/ヒューコミックス |
ジャンル | 異世界、そば屋、飲食店経営 |
巻数 | 既刊3巻(2025年7月) |
アニメ・ドラマ展開 | なし |
世界観や舞台設定
物語の舞台は中世風の異世界・アルベイル領。
そこに召喚されるのは、ガラス戸の日本のそば屋「名代辻そば」。
そば屋の建物は異世界に突然現れ、道具や食材は自動補充。仕入れや経営に悩む必要はなく、料理とドラマに集中した世界観が魅力。
お客の累計来店数が一定まで増えるごとに「ギフト」がレベルアップし、提供できるメニューも増えていくゲーム的な設定もユニーク。
作品の魅力
そばをすする音が聞こえてきそうなグルメ描写と、涙を誘う人間ドラマが本作の真骨頂。
中にはグルメレポーター並みの食レポをするキャラもいて、そば屋に行きたくなること請け合いです。
ガラス戸や割りばしに驚く異世界人が新鮮
「そば屋」という空間そのものが異世界では異質。
自動ドアも、割りばしの使い方も、冷たい水が無料で提供されることさえ驚きに変わる。
異文化交流のワクワク感を、細やかな演出で描いています。
お客が増えるとメニュー解放!ゲーム的設定が楽しい
最初は「もりそば」「かけそば」のみ提供可能。
来店客が増えることで、新たなメニューが追加されていく「成長要素」もあり、読者にも「次は何が出るのか?」という期待感を抱かせるのが魅力。
一杯のそばで泣ける。人間ドラマが沁みる
転生者ルテリアの「食の絶望からの再生」や、セントの「思い出の味」との再会。
こういったただのそばで終わらせない、背景のある登場人物たちの物語が心に残るのもまた魅力。
見どころや注目シーン
- 第1話は初のお客さんがやってくるわけですが、店の内外装や食レポなどリアクションに事欠きません。
- 自分の店を持つのが夢だったチャップが味に惚れ込み名代の店員になる瞬間(2巻)
- 両親を亡くし悲しみに暮れるマルスがカレーライスを食べた瞬間(3巻)
こんな人におすすめ
- 異世界×グルメ系マンガが好きな人
- 異世界食堂や異世界居酒屋が好きな人
- ゲーム的成長要素のある設定が好きな人
- そばが好きな人(重要)
まとめ
『名代辻そば異世界店』は、そばを通じて心の交流を描いた、やさしくて奥深い異世界グルメ作品です。
ひとくちすするたびに、読者の心にもじんわり染み込むような、そんな物語にきっと出会えるはず。
そばの香りを想像しながら、ぜひ読んでみてください。
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