猫を題材にしたマンガってありそうで、探してみると意外となかったりしますよね。
可愛い系のギャグマンガ? それとも猫あるあるが満載の癒し4コマ?
『ラーメン赤猫』は、そのどちらとも一味違う、“職業もの”としても読みごたえのある本格派マンガです。
今回は猫×グルメをテーマにしたラーメン赤猫を、未読者向けにあらすじや見どころを紹介していきます。
あらすじ
舞台は、猫たちが切り盛りするラーメン屋「赤猫」。
そこへ職探し中の人間の主人公「社 珠子」が面接を受けに行く。
「社さんって猫好き?」
「どっちかというと犬のほうが好きです」
「よし採用」
ラーメン赤猫の1日が始まる。
作品基本情報
タイトル | ラーメン赤猫 |
作者 | アンギャマン |
出版社 / 掲載誌 | 集英社/少年ジャンプ+ |
ジャンル | グルメ、コメディ、動物 |
巻数 | 既刊11巻(2025年6月現在) |
アニメ・ドラマ展開 | アニメ化 |
世界観と魅力
本作はしゃべる猫が経営するラーメン屋に訪れるお客さんとの人情や、ありそうなリアルを描いた作品です。
この世界では猫がしゃべるのは当たり前、だけど働いているのは珍しい。
ですから働いている姿を見ようと訪れるお客さんもしますし、推しの猫を応援しにくるお客さんもいます。そんな世界観。
猫を飼っている人は誰もが1度は猫と会話してみたいと思ったことがあるはず。夢が現実になったらワクワクしますよね。そんな極上の癒しをくれるのがこの作品の魅力です。
個性豊かなキャラ達
珠子さんを除くと店員は全員ネコ科。ゲーム大好きな猫とか、元アイドルの猫とか、気の弱いトラなど、個性豊かでいろいろな過去を持ったキャラが登場します。
また、お客さんは当然人間なのですが、複数回作中に登場する常連さんも多いです。
お店のことで協力してくれたり相談に乗ってくれたりと、人情味のあるストーリーに心が温まりますよ。
接客一番、味は二番がコンセプト
猫のラーメン屋と聞くとメルヘンチックですが、実際の営業はかなりリアル路線です。
お客さんが来店すると「いらっしゃいませにゃ~ん」と愛僑を振りまきます。しょうゆ1、チャーシュー1みたいな注文が入ると「ニャー」という居酒屋のようなノリも素敵。
猫ですから人間用のラーメンは味見ができません。完全には人間の味覚にあわせられないということで味二番を謳っています。
仮に猫が社会に進出してラーメン屋を始めたら「確かにこんな店ありそう。」という絶妙なとこを突いてくる印象。
こんな人におすすめ
- 猫が好き、猫マンガをよく読む人
- 癒し系だけど中身のある物語を求める人
- 職業系、仕事系マンガが好きな人
注意点
飲食店系の話なのでグルメにジャンル分類していますが、グルメ描写は少なめです。
ラーメンを通じた人情や働き方部分の物語がメインになっています。
ラーメン赤猫はどこで読める
少年ジャンプ+の公式サイトで29話まで無料で読めます。(2025年6月現在)
コミックでいうと3巻の途中あたりまでですね。
また最新の2話も無料で読むことができます。