順調だった関係に、突然差し込まれる他人の噂。
信じたい気持ちと、不安に揺れる心。
第8話は、身体ではなく感情が試される“大人の恋愛回”です。
静かに、しかし確実に、二人の距離が遠ざかっていく――そんな夜が描かれます。
あらすじ(ネタバレ最小)
会社の女性メンバーとの女子会に参加した桃乃。
そこで語られたのは、営業部のスーパールーキー・東條菊生にまつわる、あまり良くない噂話だった。
一方その頃、菊生も友人に誘われ、半ば強引に飲み会へ参加することに。
偶然にも、二人は同じ店に居合わせてしまう。
そして、女性に腕を組まれた菊生の姿を、桃乃は目にしてしまい――。
第8話の見どころ
第8話の見どころは、直接的な裏切りではなく、「周囲の声」と「誤解」が関係を揺らすリアルさにあります。
女子会で広がる“知らない彼”の噂
「女を食いまくっていたらしい」「セフレがいたらしい」。
女子会で無遠慮に語られる菊生の過去。
否定したくても、確かな材料がない桃乃は、これまでの出来事を一つひとつ思い返し、自分は特別ではなかったのではないかという不安に飲み込まれていきます。
最悪のタイミングで訪れる鉢合わせ
不安を抱えたまま訪れた店で、女性に腕を組まれ「東條く〜ん」と呼ばれる菊生の姿を目にする桃乃。
言い訳を聞く余裕もなく、
「邪魔してごめんね」とその場を去る選択は、感情的でありながらも、どこか大人の自制を感じさせます。
ボールにぶつける行き場のない感情
誤解されたまま店を出た菊生は、友人とバッティングセンターへ。
何度も送られる「話がしたいです」「今日電話してもいいですか」というメッセージ。
既読無視のまま返事はない。
冷静に見えていた彼が、初めて感情を持て余す姿が描かれ、菊生もまた不器用な恋をしていることが伝わってきます。
読後の感想・考察
第8話は、これまで積み重ねてきた関係を一度壊すための回でした。
よくよく考えたら、桃乃と菊生はどちらかが告白したわけでも付き合っているわけでもない。
どちらも“恋に不慣れな大人”なのです。
第7話、サウナの中での菊生の決意が試されるときですね。
ここをどう乗り越えるのか、次の9話が最も見どころになりそうな気配です。
まとめ
第8話は、サウナより熱く、桃より甘い。が身体中心のTLマンガから、感情を深く描く大人の恋愛作品へと舵を切った重要回。
噂、誤解、既読無視。
そのすべてが絡み合った夜の終わりに届いた一通のメッセージ。
次話では、ついに二人が向き合うことになるのか――
続きが気になって仕方がない展開です。


