終末のワルキューレ28巻レビュー|坂田金時の正体判明!原初神の血筋が明らかに

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28巻では、坂田金時VSオーディンがさらに激しさを増します。

圧倒的な呪歌(ガルドル)で金時を追い詰めるオーディン。しかし、絶望的な状況でも笑みを浮かべる金時らしい戦い方が、本巻最大の見どころです。

さらに後半では、坂田金時の幼少期が描かれ、鬼の血を引く出生や源頼光との出会いなど、これまで謎に包まれていた過去が明らかになります。

バトルの迫力だけでなく、坂田金時というキャラクターを深く知ることができる一冊でした。

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28巻の収録話と内容紹介

終末のワルキューレ 28巻【特典イラスト付き】

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28巻は115~119話を収録。

第115話

・坂田金時VSオーディンが本格化。
・オーディンは神器グングニルと18種類の呪歌(ガルドル)を駆使し、金時を圧倒していく。
・必中の槍と鉄壁の防御を前に、金時は反撃の糸口すら見つけられない。
・しかし絶望的な状況にもかかわらず、金時は不敵な笑みを浮かべる。

第116話

・金時は突然神器を手放し、誰も予想しなかった戦法を選択する。
・得意の相撲を応用した豪快な戦い方で、オーディンの攻撃を真正面から受け止め始める。
・常識外れの発想が、圧倒的優勢だった戦況を一変させる。
・思わぬ一撃がオーディンを追い詰める展開は必見。

第117話

・戦いの裏では、ノストラダムスがオーディンの部屋へ侵入していた。
・「厄災の四宝」を探す不可解な行動や、アダマス・ベルゼブブとのやり取りから、彼の謎めいた一面が描かれる。
・一方、オーディンは新たな呪歌によって態勢を立て直し、再び戦局を掌握しようとする。
・決戦はさらに予測不能な展開へと突き進んでいく。

第118話

・舞台は坂田金時の幼少期へ。
・鬼の母・八重と暮らしていた金太郎は、人間から鬼として恐れられながらも純粋な心を持って育つ。
・源頼光達との出会いによって、初めて人との友情を知る姿が描かれる。
・しかし、その幸せな日常は悲劇によって大きく変わることになる。

第119話

・母を失った金太郎は、鬼の長・酒呑童子への復讐を決意する。
・圧倒的な実力差を前に苦戦するものの、運命は思わぬ方向へ動き始める。
・現在の坂田金時へと繋がる大きな転機が描かれ、彼の強さの原点が少しずつ明らかになっていく。
・過去編はまだ続きが気になる形で締めくくられる。

登場人物の動き・印象

坂田金時

本巻の主役。絶望的な状況でも笑って立ち向かう姿は、まさに金時らしい魅力そのものです。
また、幼少期も描かれたことで、怪力だけではない優しさや人情味が伝わってきました。

オーディン

18種類の呪歌を自在に操り、攻守ともに隙のない実力を披露。

ラスボスにふさわしい強さを見せる一方、金時の型破りな戦法には予想外の表情も見せるなど、人間味も感じられる一面がありました。

ノストラダムス

短い登場ながら存在感は抜群。
飄々とした態度から一転、アダマスの腕を切断する場面は衝撃的でした。
原初神や厄災の四宝についても詳しく、今後の物語の鍵を握る人物であることを改めて印象付けます。

源頼光

金太郎の過去編で初登場。
鬼退治に訪れた存在でありながら、金太郎との交流を通じて敵対だけではない関係が描かれます。
金太郎が人との繋がりを学んだという点では重要な人物かなと・・・

28巻の見どころ・印象に残った展開

28巻は、迫力満点のバトルと坂田金時の過去編が見事に融合した一冊でした。

派手な戦闘だけではなく、金時という人物をより深く知ることができる内容になっています。

呪歌を攻略するまさかの相撲

必中のグングニルと鉄壁のファフニール。

誰も攻略できないと思われたオーディンの能力を、金時はまさかの相撲で突破します。

「絶対不可能こそ大好物」という金時らしい豪快さが存分に発揮された名シーンでした。

ノストラダムスの不穏すぎる行動

オーディンの部屋へ侵入し、厄災の四宝を探すノストラダムス。

さらにアダマスの腕を一瞬で切断するなど、これまでのおちゃらけた印象とは異なる恐ろしさも見せました。

彼が今後どんな立場で動くのか、ますます目が離せません。

坂田金時の過去がついに描かれる

幼少期の金太郎は、鬼の血を引くがゆえに人里離れた山で暮らしていました。

それでも人間を憎むことなく、相撲を通じて友情を育む姿は非常に温かく描かれています。

一方で母・八重との別れは切なく、現在の金時へ繋がる大きな転機となるエピソードでした。

坂田金時の正体がついに判明

酒呑童子を倒したことで発現した神の力。
実は坂田金時は原初神ゴルニルとエイリンの子孫。

つまり、原初神の血を受け継ぐ存在でした。

27巻で「ゴルニルの意志を継ぐ者」と言った意味がようやく回収されます。

しかも

酒呑童子戦→神の力→血筋判明

という流れが自然で非常に上手い構成。
唐突な設定追加ではなく伏線回収として成立していたのが印象的でした。

28巻全体のテーマ・考察

坂田金時の正体が明かされたことによって、12回戦は単なる「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」の1戦ではなく、「原初神たちの黄昏(ラグナロク)」にまで昇華された気がします。

またそれと並行するようにノストラダムスが不穏な動きを見せています。

気になったのが、オーディンの部屋で厄災の四宝を探してたところをアダマスとベルゼブブに見つかったとき。

ノストラダムスが二人に対し、「イかれた占い師」「存在を消された神」「サタンに呪われし者」で仲良くなれると思うんだ。と言いました。

心の底から仲良くなれると思った発言には思えず、何かしらのつながりがあると考えられます。
もしかしたら「厄災の四宝の適合者繋がり」なのかもしれません。

四宝原初神適合者候補
魔剣グラム天(オーディン)ヴェルク
錬金の腕輪ドラウプニール無(カオス)ノストラダムス?
首飾りブリシンガメン地(ユミル)アダマス?
エギルの兜冥(サタン)ベルゼブブ?

※あくまで筆者が思ったことです。

まとめ

28巻は坂田金時というキャラクターのすべてが詰まった一冊でした。

オーディンを相手に善戦する実力。

金太郎時代の人柄。

そして原初神の血を引くという衝撃の正体。

さらにノストラダムスの怪しい動きも描かれ、ラグナロクの戦いは新たな局面へ突入した印象です。

29巻ではオーディン戦の決着だけでなく、原初神を巡る物語も大きく動き始めそうで、今から続きが楽しみです。

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