『終末のワルキューレ』には、人類史に名を残す英雄たちと、神話に登場する神々が数多く登場します。
物語の中心となるのは、人類の存亡をかけた13番勝負「ラグナロク」。
人類側の闘士13名と神側の闘士13柱が一対一で戦い、勝敗によって人類の未来が決まる壮大なバトルが描かれます。
さらに、人類の闘士に力を貸す存在として登場するのがワルキューレ13姉妹です。
この記事では、『終末のワルキューレ』に登場する主要キャラクターの詳細をまとめました。
気になるキャラの詳細は、記事内のリンクからすぐ確認できます。
- 終末のワルキューレとは?
- 主要キャラクター一覧
- 呂布奉先(りょふほうせん)
- アダム
- 佐々木小次郎
- ジャック・ザ・リッパ―
- 雷電為右衛門(らいでんためえもん)
- 釈迦
- 始皇帝
- 二コラ・テスラ
- レオニダス
- 沖田総司
- シモ・ヘイヘ
- 坂田金時
- ミシェル・ノストラダムス
- ラスプーチン
- トール
- ゼウス
- ポセイドン
- ヘラクレス
- シヴァ
- 零福
- 波旬
- ハデス
- ベルゼブブ
- アポロン
- スサノヲノミコト
- ロキ
- オーディン
- アヌビス
- ランドグリーズ
- レギンレイヴ
- フリスト
- フレック
- スルーズ
- アルヴィト
- ゲンドゥル
- ゲイレルル
- スカルモルド
- ラズグリーズ
- スケッギョルド
- ブリュンヒルデ
- ゲル
- ヘイムダル
- ヘルメス
- アレス
- アダマス(アダマンティン)
- ジークフリート
- アフロディテ
- ゴルニル
- エイリン
- フェルディス
- ヴェルク
- まとめ
終末のワルキューレとは?
『終末のワルキューレ』は、人類の存亡をかけて神と人間が戦うバトル漫画です。
1000年に一度開かれる神々の会議で、人類の滅亡が決定されかけます。
しかしワルキューレの長姉ブリュンヒルデの提案により、人類の存続を賭けた最終決戦「ラグナロク」が開催されることになります。
ラグナロクでは、人類史上最強の英雄13人と、神々の代表13柱が一騎打ちで対決。
先に7勝した側が勝者となり、人類の未来が決まります。
中国最強の武人・呂布奉先、全人類の父・アダム、日本最強の剣士・佐々木小次郎など、
時代や神話を超えた豪華なキャラクターたちが戦う点が大きな魅力です。
主要キャラクター一覧
その他キャラ
呂布奉先(りょふほうせん)
•人類代表としてラグナロク1回戦に出場。
•対戦相手はトール
•登場巻は1~2巻
物心ついた頃にはすでに最強を求め、戦場を渡り歩いていた呂布奉先。
立ちはだかる者を次々となぎ倒し、その名はやがて中華全土に轟くことになる。
しかし、強さを極めすぎたがゆえに、彼の前に立てる者は次第にいなくなっていった。
気づけば周囲にいるのは敵ではなく、ただ従う者ばかり――。
虜囚となった際も命乞いはせず、「退屈だ、早く殺せ」と言い放つなど、その生にはすでに飽いている様子すら見せている。
そんな彼にとって唯一の救いが、“全力でぶつかり合える相手”との戦い。
人気キャラであり、スピンオフ作品の『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』では主人公として活躍。
呂布奉先に関連するキャラ
呂布奉先を殿と呼ぶ。おそらく呂布奉先に魅せられた武将の一人という設定だろうか。
観客席から応援をする姿がたびたび描かれる。1巻登場。
同じく、観客席から呂布奉先を応援。
他にも劉備玄徳や関羽雲長も確認。
1巻登場。
馬。トールにより呂布奉先の足が粉砕されたときに乱入し、呂布の足になった。
呂布が死んだときには涙を流し、トールに挑む男気キャラ。1~2巻に登場。
アダム
•人類代表としてラグナロク2回戦に出場。
•対戦相手はゼウス。
•登場巻は2~3巻。
人類の始祖とされるアダム。
神が自らの姿を模して人を創造した――という神話の通り、本作においてもアダムは“神を写す存在”として描かれている。
その力は、自らが見た神の技を完全に再現するというもの。
対戦相手であるゼウスの猛攻をすべて見切り、同じ技をそのまま返すという、まさに規格外の戦いを見せつけた。
しかし、アダムの本質はその能力の強さではない。
彼が戦う理由はただ一つ――“子供たちを守るため”。
それは血のつながった子だけを指すのではなく、この世に生きるすべての人間を意味している。
どれほどの強敵を前にしても退かず、ただ静かに立ち続けるその姿は、まさに人類の父と呼ぶにふさわしいキャラ。
アダムに関連するキャラ
アダム登場の際に美しいと言い、アダムをスケッチしていた。
2巻登場。
アダムの長男。
観客席にてアダムを応援。
アダムの次男。
同じくアダムを応援。
アダムの妻。3巻登場。
楽園から地上へやってきた理由なども明かされた。
佐々木小次郎
•人類代表としてラグナロク3回戦に出場。
•対戦相手はポセイドン。
•登場巻は3~4巻がメイン。8巻,15巻,16
人類側闘士は、それぞれが最も強かった“全盛期”の姿で召喚される。
しかし、佐々木小次郎が現したのは――老いた剣士の姿だった。
それはすなわち、彼にとっての全盛期が“今この瞬間”であることを意味している。
生前、数えきれない敗北を重ねてきた小次郎は、そのすべてを糧とし続け、死後なお進化を続ける剣士へと至った。
神・ポセイドンとの戦いでも、その成長は止まらない。
圧倒的な実力差に押し込まれながらも、相手の一手を読み、学び、次の一手へと繋げていく。
剣を交えるたびに、より強く。より深く。
敗北を積み重ねてきた男が、ついに“勝つための剣”へと到達していく――その過程こそが、小次郎という剣士の真骨頂であり、人類側に初の1勝をもたらしたキャラ。
佐々木小次郎に関連するキャラ
宮本武蔵の養子。武蔵のほうが人類代表にふさわしいと納得していない様子が描かれた。
3巻登場
武蔵に敗れた男。やはり武蔵のほうが人類代表にふさわしいと思っている。
3巻登場
佐々木小次郎こそ天下無双也と認めている。
3巻、他多数登場。
小次郎が若かりし頃に通っていた富田道場において、小次郎の強さの糧になった人物たち。
一応、観客席に座っている1コマも確認できる。4巻登場。
富田道場制覇後、各地を巡った小次郎の強さの糧になった人物たち。
同じく、観客席にちょこんと座っている1コマが確認できる。4巻登場。
ジャック・ザ・リッパ―
•人類代表としてラグナロク4回戦に出場。
•対戦相手はヘラクレス。
•登場巻メインは5~7巻、他11,19,20,23
人類側闘士としてラグナロク4回戦に出場した、伝説の連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパー。
その素性から、人類側でありながら観客や闘士たちの評価は決して高くなく、味方であるブリュンヒルデからも強い嫌悪を向けられる存在だった。
対戦相手は、正義を体現する英雄ヘラクレス。
善と悪が正面からぶつかるこの一戦は、開幕前から異様な空気に包まれていた。
しかし、戦いが始まるとその印象は一変する。
ロマンスグレーの紳士的な佇まいと知的な言動、そして周到に張り巡らされた策略。
これまでの力と力がぶつかり合う戦いとは異なり、相手の心理すら利用する“頭脳戦”を展開していく。
忌み嫌われる存在でありながら、どこか目を離せない――。
その歪んだ魅力こそが、ジャック・ザ・リッパーという男の本質である。
その人気の高さから、スピンオフ作品『ジャック・ザ・リッパーの事件簿』では主人公として描かれている。
ジャック・ザ・リッパ―に関連するキャラ
特にジャック・ザ・リッパ―を応援している感じはないが、彼の言葉にリアクションする描写がある。6,8巻登場。
シェイクスピアの作品のセリフを引用したジャック・ザ・リッパ―。
良い気分はしないねぇと、やはり応援している感じはない。6,8巻登場。
ジャック・ザ・リッパ―の母親。
息子をスミスと繋がるための道具程度にしか見ていなかった。
ジャック・ザ・リッパ―の狂気の元凶ともいえる。6巻登場。
ジャック・ザ・リッパ―の父親。
作家として大成し、貴族の令嬢と婚約。
同じく、ジャック・ザ・リッパ―の狂気の元凶。6巻登場。
雷電為右衛門(らいでんためえもん)
•人類代表としてラグナロク5回戦に出場。
•対戦相手はシヴァ。
•登場巻は8~10巻。
人類側闘士として出場した雷電為右衛門は、「無類力士」と称された伝説の力士。
しかし、その戦いは単なる相撲の枠には収まらない。神・シヴァとの一戦では、肉体のすべてをぶつけ合う激闘が繰り広げられた。
雷電は、生まれつき筋肉が異常に発達する特異な体質を持つ。
その力はあまりにも強大で、自らの肉体を制御するために“筋肉で筋肉を抑え込む”という制約のもとで生きてきた。
ゆえに、生涯を通して一度も全力を出したことがなかった男。
だが、ワルキューレ・スルーズとの神器錬成によって、その枷は解き放たれる。
抑え続けてきた力をすべて解放し、初めて“本気”でぶつかる戦い。
神にあと一歩届かずとも、その表情には確かな充足があった。
雷電為右衛門に関連するキャラ
第4代横綱。
観客席にて雷電を応援。また雷電の力士時代には雷電に相撲の楽しさを教えた師匠。
8~10巻に登場。
第5代横綱。
同じく観客席にて雷電を応援。8~10巻登場。
雷電の特殊なファンなのか。腑分けしたいと言っていた。8巻登場。
雷電の筋肉をスケッチしていた。やはり特殊なファンか。8巻登場。
雷電の父親と母親。特殊な肉体を持つ雷電の心の支え。
8,10巻登場。
釈迦
•もともとは神側代表としてエントリーしていたが、人類代表としてラグナロク6回戦に出場。
•対戦相手は零福、波旬。
•登場巻メインは11~13巻、他8,16,19
「天上天下唯我独尊」を体現する存在として登場する釈迦。
気まぐれで自由奔放に見えるその振る舞いの奥には、他者の苦しみに寄り添う深い慈悲が宿っている。
神側から人類側へと立場を変えた決断も、ブリュンヒルデの願いであるジークフリートを救いたいという想いを汲んだものだった。
零福との戦いでは、ただ勝つのではなく救うことを選び、その信念は波旬との死闘にも貫かれていく。
己の信じる正しさを貫き、他者を導こうとする慈悲の体現者。
またラグナロクでの対戦だけでなく、開催の裏の思惑にもがっつり絡んでくる主役級のキャラ。
釈迦に関連するキャラ
釈迦を含めて四聖人という肩書をもつ。12巻登場。
波旬戦でも応援している。13巻。
釈迦のシッダールタ時代の父親。
シッダールタが世界の王になると期待を寄せる。12巻登場。
同じく波旬戦では釈迦を応援している。13巻。
シッダールタに与えられた幸福について説き、シッダールタの後の人生に大きく影響を与えた。12巻登場.
観客席からも応援している姿が確認できる。13巻。
始皇帝
•人類側代表としてラグナロク7回戦に出場。
•対戦相手はハデス。
•登場巻は14~16巻。
他者の痛みを、その身に引き受ける宿命を背負った王、始皇帝。
目にした傷が自らの苦痛として現れるその体質は、彼に逃れられない現実と向き合わせ続けた。
幼き日に命を賭して守ってくれた春燕の願いを胸に、絶望の中から立ち上がり王となる。すべては世界を少しでも良くするために。
ハデスとの戦いでは、その覚悟が揺らぐことはなく、王としての在り方を貫き勝利を掴んだ。
絶望を知り尽くした者だけが辿り着く、揺るがぬ希望の体現者。
始皇帝に関連するキャラ
始皇帝により滅ぼされた国の歴代皇帝だちが、始皇帝のラグナロク7回戦入場をお手伝い。
14巻登場。
魔神とされる存在。歴代の王たちは蚩尤に許可された者がなっていた。
始皇帝によって倒され、始皇帝が歴代の王とは別格であることが読者に示唆された。
14巻登場。
始皇帝の父親と母親。
15巻に1コマ登場するが、始皇帝を愛していないのね。というのがすぐ分かる。
始皇帝が幼少期、嬴政(えいせい)時代に人質になっていた趙での世話役兼護衛。
親の愛を知らない嬴政は春燕から人間らしい感情を学んだ。
また嬴政が始皇帝となるきっかけとなった人物。15巻登場。
二コラ・テスラ
•人類側代表としてラグナロク8回戦に出場。
•対戦対手はベルゼブブ。
•登場巻は16~19巻。
人類の叡智を体現する発明家、ニコラ・テスラ。
戦う力を持たない科学者でありながら、その想像力と理論によって神へと挑む道を切り拓いた。
ゲンドゥルとの神器錬成により具現化されたアーマードスーツでベルゼブブに挑む。
ベルゼブブとの戦いは、力や精神論ではなく、“知”の対決として異彩を放つ。
結果は敗北――だがそれは敗北ではなく、到達点の証明に過ぎなかった。
最期まで前進を信じ続けたその姿は、人類の未来そのものを指し示した。
敗北さえも前進へと変える、終わりなき探究の象徴。
二コラ・テスラに関連するキャラ
テスラがゲンドゥルと神器錬成した際に、「ガリレオ・ガリレイ」、「アルベルト・アインシュタイン」、「マリ―・キュリー」、「アイザック・ニュートン」、「トーマス・エジソン」がどこからともなく現れ、賛辞を贈っていた。16巻。
観客席での観戦の様子もある。17~18巻。
二コラ・テスラの兄。
事故で亡くなるが、科学者が死んでもその研究内容を後世に伝え続けることで、科学者は生き続けることを二コラに間接的に教えた存在。18巻登場。
レオニダス
•人類代表としてラグナロク9回戦に出場。
•対戦相手はアポロン。
•登場巻は19巻~21巻。
己の信念を何よりも優先するスパルタの王、レオニダス。
神託すら拒み、自らの意志で戦場へ赴いたその姿は、多くの戦士たちを惹きつけ、共に戦う覚悟を抱かせた。
見えぬ神に従うくらいなら、自らの選択で生きる――その揺るがぬ誇りこそが彼の本質である。
ラグナロクではアポロンと対峙し、純粋な技量を超えた“意志”で追い詰めていく。
しかし最後は一歩及ばず、散っていった。
それでもなお、他者に決して委ねない生き様は、強烈な輝きを放ち続けた。
誇りだけで道を切り開く、反骨の王のようなキャラ。
レオニダスに関連するキャラ
スパルタ時代にレオニダスに魅せられ、共に戦争に参加。
名前が確認できたのはハギスのみだが他にもそんな男が300名程度いる。観客席で応援する姿もある。20~21巻登場。
沖田総司
•人類側代表としてラグナロク10回戦に出場。
•対戦相手はスサノヲノミコト。
•登場巻メインは21~24巻。 8,15,16巻にも登場。
剣に生き、剣に殉じた魂、沖田総司。
前世では病に倒れながらも、最期の瞬間まで剣を手放さなかった。
その執念はラグナロクの舞台でも変わらない。
スサノヲノミコトとの戦いでは、再び剣を振るえる喜びを胸に挑むも、当初は一歩及ばない。
しかし彼の本質は、限界の先にこそあった。
己の内に宿る“鬼子”と向き合い、スカルモルドの力を重ねることで、ついに真価を解き放つ。
生きることすら削りながら剣を振るうその姿は、執念そのもの。
命を燃やし尽くしてなお斬り続ける、純粋なる剣士のようなキャラ。
沖田総司に関連するキャラ
沖田に本物の武士とは何かを教えた存在。
また、他の闘士の解説をしたりするシーンもちょこちょこある。
登場巻は8,15,16,21~24巻。
永倉新八、斉藤一、井上源三郎、阿比留鋭三郎、島田魁、藤堂平助、原田左之助、山南敬介が観客席で応援。21巻~24巻。
シモ・ヘイヘ
•人類側としてラグナロク11回戦に出場。
•対戦相手はロキ。
•登場巻は24~26巻。
静かに引き金を引き続けた狙撃手、シモ・ヘイヘ。
その弾丸は敵を貫くだけでなく、撃つたびに彼自身の心もまた深く傷つけていった。
一人、また一人と命を奪うたび、眠りは遠ざかり、罪の重みだけが積み重なっていく。
それでも彼は引き金を引くことをやめなかった。
やがて自らも銃弾を受けたとき、その痛みはわずかな救いとして胸に落ちる。
ラグナロクではロキと対峙し、巧妙な策略にも揺らぐことなく、ただ一点を見据えて撃ち抜いた。その一射には、すべてを背負い続けた覚悟が宿っている。
静寂の中で罪と向き合い続けた、孤高の狙撃手のようなキャラ。
坂田金時
•人類代表としてラグナロク12回戦に出場。
•対戦相手はオーディン。
•登場巻メインは26,27巻~、初登場は16巻。
人でありながら神域に踏み込む力を宿した戦士、坂田金時。
対オーディン戦の切り札として名を連ね、その身には“ゴルニルの意志”という特異な因子が息づいている。
単なる怪力の英雄ではなく、神の領域に通じる何かを背負った存在だ。
オーディンの本質にも迫る知識を持ち、その対峙はただの力比べには収まらない。
ラグナロク12回戦は今も決着がつかず連載中。
未知と神域に踏み込む、規格外の挑戦者のようなキャラ。
ミシェル・ノストラダムス
•人類代表としてラグナロクにエントリーはしているが、出場するかは不明。
•人類側のJOKERとも評される。
•登場巻は14、17巻。見どころとしては24巻か。
人間ではあるが、神の禁忌を侵し人類で唯一冥界に堕とされた存在。
ブリュンヒルデ曰く、クソ強いらしい。
その証拠にラグナロクを観戦しているシーンもあり、天界にも自由に行き来している。
また、オーディンとも繋がっているようで、彼の頼みでジークフリートの主治医を務めている。
いろいろ謎多き人物だが、物語のキーマンになりそうなキャラである。
ラスプーチン
•人類代表でラグナロクにエントリーしているが出場するかは不明。
•1巻に名前だけ登場している。
トール
•神側代表としてラグナロク1回戦に出場
•対戦相手は呂布奉先
•登場巻メインは1~2巻,他22巻も見どころ。
生まれながらにして“最強”を与えられた神、トール。
オーディンの子として圧倒的な力を持ち、かつては単身で巨人族を殲滅するほどの戦果を挙げながらも、その表情に浮かぶのは退屈さだった。
強すぎるがゆえに、真にぶつかり合える相手が存在しなかったのである。
ラグナロクで呂布奉先と対峙したとき、初めてその空白が満たされていく。
勝利の先に見せたわずかな満足は、力を超えた“対等な衝突”を得た証だった。
戦いの意味を知り、散っていった強敵たちへ敬意を抱くその姿は、単なる破壊者ではない。孤独を越え、真の闘いに価値を見出した最強の戦士のようなキャラ。
トールに関連するキャラ
ブリュンヒルデに絡んでいるところをトールに滅される。
1巻登場。
平和の神。トールを応援する1コマ描写あり。
ちょこちょこ1コマで登場。
ちなみにロキが出場する際にも登場。リアクションの違いよ・・・1巻登場。
ゼウス
•神側代表としてラグナロク2回戦に出場。
•対戦相手はアダム。
•ギリシャ4兄弟4男。
•登場巻メインは2~3巻、他多数。
神々の頂点に君臨しながら、純粋に“戦い”を愛する存在、ゼウス。
当初は人類を取るに足らぬものと見なしていたが、ラグナロク第2回戦でアダムと対峙したことで、その認識は大きく揺らぐ。
神である自らが昂ぶりを抑えきれずシヴァから出場を奪い取るほどの執着は、強者との激突を何より求める本能の表れだった。
極限の戦いの果てに勝利を掴みながらも、口をついたのは賛辞の言葉。
そこにあったのは支配者としての傲慢ではなく、対等な闘いを楽しんだ者の実感だった。
力と歓喜のままに戦いを求める、戦闘を愛する神のようなキャラ。
ポセイドン
•神側代表としてラグナロク3回戦に出場。
•対戦相手は佐々木小次郎。
•ギリシャ4兄弟の3男。
•登場巻メインは3~5巻、16巻も見どころ。
「神は群れず、謀らず、頼らず」を体現する孤高の存在、ポセイドン。
一切の感情を排し、ただ神としての完全性のみを追求するその姿は、最も“神らしい神”と呼ぶにふさわしい。
ラグナロクでは佐々木小次郎を圧倒し続けるも、最後には敗北を喫する。
しかしその瞬間でさえ他者を認めることはなく、己の在り方を崩すことはなかった。
ただ一度、ハデスに対して見せたわずかな敬意は、その絶対的な孤独の中に残された唯一の例外である。
完璧であるがゆえに他を寄せ付けない、孤絶の神のようなキャラ。
ヘラクレス
•神側代表としてラグナロク4回戦に出場。
•対戦相手はジャック・ザ・リッパ―。
•登場巻は5~7巻。
神側闘士として出場したヘラクレスは、唯一の半神半人という特異な存在。
かつては人間として生き、その不屈の精神をゼウスに認められ、神へと昇格した経歴を持つ。
その出自ゆえか、人類にも深い理解と愛情を抱いており、敵対する立場でありながらも人間を否定することは決してない。
ワルキューレたちに対しても柔らかな態度を見せるなど、神の中でも異質な存在として描かれている。
対戦相手は、連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパー。
善と悪が対峙するこの戦いにおいて、ヘラクレスは終始一貫して真正面から挑み続ける。
どれほど策略に翻弄されようとも、その信念が揺らぐことはなかった。
力でねじ伏せるのではなく、すべてを受け止める――。
その在り方は、戦いの果てにジャックの心すら変えてみせた。
シヴァ
•神側闘士としてラグナロク5回戦に出場。
•対戦相手は雷電為右衛門。
•登場巻は8~10巻がメイン。初登場は2巻。
神側闘士として出場したシヴァは、当初は陽気で軽快な振る舞いが目立つ存在として描かれる。
ラグナロクという大舞台においても、どこか余裕を感じさせるその態度は、他の神々とは一線を画していた。
しかし、雷電為右衛門との戦いの中で、その印象は大きく覆される。
彼は単なる好戦的な神ではなく、インド神界1116柱すべての想いを背負う存在だった。
追い詰められたシヴァは、自らの心臓に指を突き立て、鼓動を極限まで高めることで真の力を解放。
これまで見せたことのない覚悟とともに、全身全霊で雷電とぶつかり合う。
激闘の末に勝利を収めるも、その口からこぼれたのは勝者としての誇りではなく、対戦相手への純粋な称賛だった。
神らしからぬ熱いキャラ。
シヴァに関連するキャラ
それぞれシヴァの正妻、第2夫人、第3夫人、息子。
観客席からシヴァを応援。8~10巻登場。
シヴァが無名の神だった頃からの親友。ともに印度神界の頂点を目指す。
9,10巻登場。
1116柱のうち10~20柱が1コマで9巻に登場。
10巻に登場する神も一部いる。
零福
•もともとは毘沙門天が神側闘士としてエントリーしていたが、相手が因縁の釈迦だと分かり七福神全員で参戦。合体し零福となりラグナロク6回戦に出場。
•対戦相手は釈迦。
•登場巻は11~12巻。
かつて誰よりも優しく、人々の不幸をその身に引き受け続けた神、零福。
しかし救いを求めるほどに人間の負の感情に触れ、その心は次第に歪んでいく。
どれだけ苦しみを背負っても世界は変わらない――その絶望の中で、釈迦のもとに集う穏やかな幸福を目の当たりにし、彼の内に芽生えたのは嫉妬だった。
愛はやがて憎しみへと反転し、暴走寸前で自らを七つに分かつことで踏みとどまる。
だがその叫びは、ラグナロクの戦場で釈迦と対峙する中で初めて救われていく。
苦しみの果てに“本当の幸福”を知る、救済を求め続けた存在のようなキャラ。
波旬
•人類側でも神側でもなく冥界の存在だが、零福の体から生まれたということでラグナロク6回戦にそのまま神側として出場。
•対戦相手は釈迦。
•登場巻は13巻。
冥界にその名を轟かせた怪物、波旬。
一度は消滅した存在でありながら、ベルゼブブの手によって残滓から再び芽吹き、零福の肉体を依代に顕現した。
圧倒的な力で戦場を蹂躙し、釈迦すら追い詰めるが、その強さは決して揺るがぬものではなかった。
内に潜むのは、他者を理解できないがゆえの空虚と恐怖。零福の魂を受け継いだ釈迦の覚悟に触れたとき、その均衡は崩れ去る。
絶対的な力を誇りながら、最後には恐怖に飲み込まれた“未完成の怪物”のようなキャラ。
ハデス
•本来ラグナロクにはエントリーしていなかったが、釈迦が人類側に寝返ったため急遽参戦。ラグナロク7回戦に出場。
•対戦相手は始皇帝。
•ギリシャ4兄弟の長男。
•登場巻メインは14~16巻。13,18巻にも登場。
冥界を統べる王にして、揺るがぬ威厳を宿す存在、ハデス。
アダマス、ポセイドン、ゼウスの兄として、弟たちに背中で語ることを選び続けてきた。
ギガントマキアの戦いでは、たった一人で強敵の挟撃を受け止め、弟たちを守り抜いたその姿に、揺るぎない信頼が集う。
ラグナロクではポセイドンの仇を討つため戦場に立ち、始皇帝と激突。
あと一歩届かずとも、その最期に王としての資質を認める姿は、誇り高き兄そのものだった。
決して折れぬ誇りで、最後まで“兄”であり続けた王である。
ハデスに関連するキャラ
ポセイドンの従者だが、ハデスに仇をとってもらいたいという思いから、ハデスにトライデントを渡す。14巻登場。
ベルゼブブ
•神側代表としてラグナロク8回戦に出場。
•対戦相手は二コラ・テスラ。
•登場巻メインは16~19巻。22巻
忌み名を背負い、孤独の中で生き続けてきた存在、ベルゼブブ。
周囲から“蠅の王”と恐れられ、ようやく得た友すら奪われた過去は、彼の内に深い絶望を刻み込んだ。
やがて自らの内に潜む“サタン”こそがすべての元凶であると知り、救いのない現実に辿り着く。
それでも彼は終わりを求め、死を望みながら生き続けることを選んだ。
ラグナロクではニコラ・テスラと対峙し、その願いとは裏腹に勝利を手にしてしまう。
唯一、ハデスにのみ心を許すその在り方は、救われぬまま歩み続ける証でもある。
終わりを求めながら生き続ける、矛盾を抱えた存在のようなキャラ。
ベルゼブブに関連するキャラ
孤立していたベルゼブブに初めてできた友達。
サタンに殺される。ベルゼブブがサタンへ復讐する動機を作った存在。17巻登場。
ルシファーの幼馴染。ルシファーの不可解な死からベルゼブブへ辿り着き、共にサタン探しへ。
ベルゼブブ自身がサタンだと気づかせた存在。17巻登場。
アポロン
•神側代表としてラグナロク9回戦に出場。
•対戦相手はレオニダス。
•登場巻は19~21巻。
一見すると自己愛に満ちた神に映るアポロンだが、その本質は“美しさ”を極限まで追い求める求道者である。
生まれながらの万能ではなく、かつては凡庸であった彼は、己の未熟さを認め努力し続けることで輝きへと至った。
満足に甘んじることなく、足りぬ自分を知り、なお前へ進もうとする者こそが美しい――それが彼の信念だ。
ラグナロクでレオニダスと闘う中で、その生き様にも同じ輝きを見出す。
レオニダス、ゲイレルルが散っていく際には、ビューティーズと相手を讃えた。
努力によって美へと至る道を示す、求道者のようなキャラ。
アポロンに関連するキャラ
人間を襲う怪物。アポロンと出会い180度性格が変わる。
ピュトンを通じてアポロンの内面的なカリスマ性が読者に伝わった。
20巻登場。
スサノヲノミコト
•神側代表としてラグナロク10回戦に出場。
•対戦相手は沖田総司。
•登場巻は21~24巻。
剣の祖として名を刻みながらも、その本質は“学び続ける者”であるスサノヲノミコト。
かつては力で振るうものと信じていた剣の概念を、人間の技によって覆され、己の未熟さを知る。
たとえ高天原を追われようとも、剣術を学ぶことを選び、剣の道を探求し続けた。
ラグナロクでは沖田総司との邂逅を望み、自ら戦場に立つ。
その戦いの中でもなお剣は進化し続け、極限まで相手を追い詰めるが、最後は一歩及ばず。
それでもなお、その姿は“完成”ではなく“探求”を体現していた。終わりなき高みを目指し続ける、求道者のようなキャラ。
スサノヲノミコトに関連するキャラ
伯耆安綱、粟田口国綱、三条宗近、金屋子神、ヘパイストス。
この5名からスサノヲノミコトの持つ刀が人と神の合作であることが明かされた。
22巻登場。
日本神話界の創造神。
スサノヲに勝った沖田総司もまた消滅寸前だったが、伊弉諾が救う。
スサノヲのためにも生きろということだろう。登場巻は22~24巻。
三貴神の1柱。
人間から剣術を学びたいと言ったスサノヲを高天原から永久追放。
別に怒っていたわけではなく、子供のわがままに付き合う親といったイメージに近い。
登場巻は22~24巻。
三貴神の1柱。
人間から剣術を学ぶスサノヲに反対する様子を見せた。登場巻は22~24巻。
ロキ
•神側代表としてラグナロク11回戦に出場。
•対戦相手はシモ・ヘイヘ。
•登場巻メインは24~26巻。他の巻にも多く登場。初登場は3巻。見どころは8巻あたりか。
気まぐれな策士として振る舞いながら、その内に一途な想いを秘めた神、ロキ。
彼にとってラグナロクの行方すら本質ではなく、すべてはブリュンヒルデへの感情に結びついている。
滅びすら受け入れられるほどの執着は、どこか歪でありながらも純粋だった。第11回戦に立ったのも、彼女の願いに応えるため。
しかしその言葉は、同時に自らが討たれる覚悟を突きつけるものでもあった。
理解してなお、彼は11回戦の舞台に上がることを選ぶ。敗北の瞬間にさえ向けられたのは、敵ではなく彼女への想いだった。
愛に殉じ、すべてを賭けた、歪で純粋な求愛者のようなキャラ。
ロキに関連するキャラ
北欧の平和の神。ロキにビビる描写が1コマあり。
トールとの扱いの違いよ・・・25巻登場。
オーディン
•神側代表としてラグナロク12回戦に出場。
•対戦相手は坂田金時。
•登場巻メインは26,27巻~、他多数登場、オーディンの宿願が分かる24巻が見どころか。
世界の根幹に触れる存在へと至った神、オーディン。
かつては凡庸な存在であったヴェルクが、原初四至柱〈ユグドラシル〉の創造神オーディンのルーンと適合し、その名と力を継承したことで、常識の枠を超えた存在へと変貌した。
彼にとってラグナロクすら過程に過ぎず、勝利は当然の帰結でしかない。
真の目的は、その先にある――神の勝利をもって人類を滅ぼし、原初の神を復活させ、世界そのものを破壊し尽くすこと。
その視線は常に終焉の先を見据えている。すべてを終わらせるために存在する、破滅の体現者のようなキャラ。
アヌビス
•神側代表としてラグナロクにエントリーしているが13回戦があるかはまだ不明。
•登場巻は21,24巻。
本来は10回戦に出場予定だったアヌビス。
しかし、スサノヲノミコトが半ば強引にアヌビスを押しのけ出場。泣く泣く譲る。
続く、11回戦こそ出場するぞ。
と意気揚々としていたが、一足先にロキがエントリーおり再び涙をのんだ。
ランドグリーズ
•呂布奉先の神器錬成
•ワルキューレ13姉妹の4女
•登場巻は1~2巻
ランドグリーズの名が意味するのは「盾を壊す者」。
トールの神器の1つ「鉄の手袋(ヤールングレイプル)」を破壊し、トールに鮮血させた。
だが、ヤールングレイプルは身を守る防具ではなく、トールの真の力を抑え込むために装備していたもので、破壊したことでトールが全力を開放。
結果的にランドグリーズは呂布奉先とともに死亡。
レギンレイヴ
•アダムの神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹の7女。
•登場巻は2~3巻。
レギンレイヴ――その名が意味するのは「神々の残された者」。
ワルキューレの一人として、アダムと契約し神器錬成を行った存在である。
その姿はメリケンサックへと変化し、人類の始祖アダムとともにゼウスへ挑む。
神と人間が正面から殴り合う壮絶な肉弾戦の中で、アダムの力を最大限に引き出し続けた。
しかし、神器錬成とは単なる力の供与ではない。
それは人間とワルキューレが一心同体となり、運命を共にする覚悟の証でもある。
アダムが力尽きたその瞬間、レギンレイヴもまた静かに消滅。
彼女の最期は、人類のためにすべてを捧げた証そのものだった。
フリスト
•佐々木小次郎の神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹の2女。
•登場巻は3~5巻。15,16巻
フリスト――その名は「震える者」と「轟かす者」、二つの意味を持つ特異なワルキューレ。
一つの存在に二つの側面を宿している点が、彼女の大きな特徴である。
佐々木小次郎と契約し神器錬成を行った際には、「震える者」として一振りの刀となり、その手に宿った。
しかし、神・ポセイドンとの戦いの中で、その刀は一度へし折られてしまう。
だが、それで終わりではなかった。
折れたはずの神器は再び形を変え、「轟かす者」としてもう一つの力を解放。二刀の剣へと生まれ変わる。
この変化こそが、小次郎に二刀流という新たな境地をもたらした。
敗北すら糧にして進化し続ける小次郎の戦いを、その身をもって支え続けたキャラ。
フレック
•ジャック・ザ・リッパ―の神器錬成
•ワルキューレ13姉妹の11女
•登場巻は7~8巻,19,20,23
フレック――その名が意味するのは「武器をガチャつかせる者」。
ジャック・ザ・リッパーと契約し、神器錬成によって手袋の姿へと変化したワルキューレである。
他のワルキューレたちが人間と心を通わせ、自らの意志で神器となる中で、フレックは例外的な存在だった。
ジャックの強引な振る舞いによって、半ば無理やり契約を結ばされる形となる。
しかし、その能力は極めて特異。
手袋を通して触れたあらゆるものを神器へと変えるという性質は、ジャックの予測不能な戦術と噛み合い、戦場に無数の“武器”を生み出していく。
その結果、対戦相手のヘラクレスはもちろん、観客ですら終盤までその正体を見抜くことができなかった。
不本意な契約でありながらも、戦いの中で成立していく二人の関係は、どこか奇妙な信頼すら感じさせた。
スルーズ
•雷電為右衛門と神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹の3女。
•登場巻は8~10巻。
スルーズ――その名が意味するのは「強き者」。
ワルキューレの中でもひときわ大柄な体躯を持ち、雷電為右衛門と神器錬成を行った存在である。
雷電ですら圧倒されるほどの堂々たる佇まいを見せる彼女だが、「大きな女性が好みだ」と語る雷電の言葉に、ふと見せる表情はどこか柔らかい。
その瞬間、二人の間には確かな絆が生まれていた。
神器錬成によって、スルーズは雷電の肉体を支え、暴走する筋肉を制御。
彼が生涯で初めて“全力”を出すための鍵となる。
そして迎えた最期の瞬間。
神器錬成を解除すれば、自らだけは生き残る道もあったはずだった。
ともに戦い、ともに散ることを選ぶスルーズ。
強さとは力ではなく、貫く覚悟――そのすべてを体現したキャラ。
アルヴィト
•始皇帝と神器錬成
•ワルキューレ13姉妹の10女
•登場巻は14~16巻
アルヴィト――その名が意味するのは「軍勢の守り手」。
始皇帝と神器錬成を担うことになるが、事前の鍛錬を一切行わなかった彼に対し、当初は強い不信と苛立ちを抱いていた。
心を重ねることの重みを誰よりも理解していたからこそ、その軽視は許せなかったのである。
だが始皇帝に抱きかかえられ発した一言で、二人の心は瞬時に重なった。
守るためにこそ攻める――その覚悟はハデスを打ち破る力へと昇華された。
ゲンドゥル
•二コラ・テスラと神器錬成
•ワルキューレ13姉妹の9女
•登場巻は16~19巻。
ゲンドゥル――その名が意味するのは「魔力を持つもの」。
ニコラ・テスラと神器錬成を果たし、その身は彼の構想したアーマードスーツへと姿を変える。
互いに深い関わりを持たぬままの対面でありながら、彼女は一切の迷いなく身を委ねた。
その決断の根底にあるのは、個ではなく未来へと繋がる“科学”への信頼なのかもしれない。
力ではなく可能性に賭けるその在り方は、戦いの意味そのものを問い直す。
人類の進化を信じ、その一部となることを選んだ、静かなる献身者のようなキャラ。
ゲイレルル
•レオニダスと神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹5女。
•登場巻は20巻~21巻。
ゲイレルル――その名が意味するのは「槍を持ちて進む者」。
激しい気性と高い誇りを併せ持ち、一度火がつけば誰にも止められないと語られる存在だが、その気質はレオニダスと見事に噛み合う。
アポロンとの闘いでは、レオニダスと馬が合っているような場面が多々見られる。
最期には、レオニダスの盾となりアポロンへと突進するが、この姿を槍と見立てているのだろうか・・・
ゲルやフレックに慕われている描写もあるが、同時に怒らせると怖いという性格のはっきりしたキャラである。
スカルモルド
•沖田総司と神器錬成
•ワルキューレ13姉妹6女。
•登場巻は23巻。
「剣の刻」を司るワルキューレ、スカルモルド。
その力は、沖田総司が辿り得たはずの“未来の剣”を現在へと引き寄せ、限界を超えた力を解き放つものだった。
本来なら崩壊しているはずの肉体すら、一時的に完全な形へと保ち続ける。
しかしそれは、剣士としての命を前借りするに等しい選択でもあった。
戦いの終わりと引き換えに、すべてを燃やし尽くす覚悟。
ゆえにその力は、決して軽々しく振るわれるものではない。
終盤で託されたその一手は、沖田のすべてを懸けた決断の証でもあった。
スカルモルドは終わりを見据えた上で力を貸す、覚悟を共に背負うようなキャラに思えた。
ラズグリーズ
•シモ・ヘイヘと神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹8女。
•登場巻は24~26巻。
「死神の契り」を宿すワルキューレ、ラズグリーズ。
その力の詳細は語られていないが、代償と引き換えに常識を超えた力を引き出す性質を持つと考えられる。
シモ・ヘイヘが自らの臓器を代償に、常軌を逸した威力の弾丸を生み出した事実が、その証拠だろう。
痛みを引き受けることで罪と向き合い続けてきたシモ・ヘイヘにとって、非常に相性のいい存在であった。
代償と引き換えに力を引き出す、静かなる契約者のようなキャラか。
スケッギョルド
•坂田金時と神器錬成。
•ワルキューレ13姉妹12女。
•登場巻は26巻。
「斧の時代」を司るワルキューレ、スケッギョルド。
その力は、坂田金時の力を最大限に引き出すことができるらしい(ブリュンヒルデ談)
極度の人見知りでオドオドしていたが、坂田金時のアツい言葉で即座に神器錬成。
ブリュンヒルデ
•ワルキューレ13姉妹長女
•登場巻は1~27巻
ラグナロクを引き起こした張本人にして、人類の運命を背負うワルキューレ、ブリュンヒルデ。
その行動の根底には人類を救うという大義がある一方で、ジークフリートを救いたいという個人的な想いも確かに存在している。
冷徹に戦局を見極めながらも、その内には激しい感情を秘めている存在だ。
ラグナロクは大抵ゲルとともに観戦しており、戦況を見守り続ける。
その視線は、ただ勝利を望むだけではなく、すべての結末を見届ける覚悟を帯びている。
理想と私情を背負い、運命を動かす指揮者のようなキャラ。
ゲル
•ワルキューレ13姉妹13女。
•ワルキューレ見習い。
•登場巻は1~24巻,26巻。
ワルキューレ見習いとして戦場に立ち会う少女、ゲル。
大抵ブリュンヒルデの傍らで戦いを見守り、率直な疑問や感情を言葉にするその姿は、冷酷な戦場に人間らしさをもたらしている。
未熟ゆえに迷い、恐れ、戸惑いながらも、一つひとつを理解しようとする姿勢は確かな成長の証だ。
見習いゆえに神器錬成に関わることはないとは思うが、原初神復活関連の最後のピースを担う人物であることが示唆されている。
意外に重要キャラなのかもしれない。
ヘイムダル
•登場巻は1~27巻。
ラグナロクの熱狂を言葉で紡ぐ実況者、ヘイムダル。
神と人の激突という常識外れの戦いにあっても、その声は決して止まらない。
ゼウス、アダムの亜光速の攻防であろうと食らいつき、観客へと伝え続ける姿勢には揺るぎない矜持が宿る。
一方で、沖田、スサノヲ戦では、あまりの速さに「見えない」と正直にこぼす人間味もまた、彼の魅力だ。
釈迦に愛用のギャラルホルンを壊されてもなお即座に立て直し、役目を全うするその姿はまさに職人のそれ。
戦場の熱を余すことなく届け続ける、誇り高き語り部のようなキャラ。
ヘルメス
•オリンポス12神の第10柱。
•登場巻は1~27巻。
アレスやゼウス、特にアレスとはセットでたびたび描写される。
アレスが聞き手役、ヘルメスが解説役として、ラグナロクの内容を語ることが多い。
またゼウス出場の際には、バイオリンで美しい音色を奏で演出役として貢献、場を盛り上げた。
ヘルメスに関連するキャラ
ヘルメスの奏でた曲に驚く。
2巻登場
こんなに美しい演奏は聴いた試しがないと涙を流す。
2巻登場。
アレス
•オリンポス12神第6柱。
•ゼウスの息子。
•登場巻は2~27巻。
大抵ヘルメスとセットでラグナロクを観戦。
なかなか絵だけでは判断しにくいシーンなどをアレスが聞き手役、ヘルメスが解説する。
読者としてはありがたい。
また、ヘラクレスやロキが消滅した際には涙を流すなど、人間っぽい一面もある情に熱い男。
アダマス(アダマンティン)
•ギリシャ4兄弟2男。
•登場巻は4巻、15,16,19,22巻。
もともとはオリュンポス13神の1人だったアダマスだが、ポセイドンによって滅せられた。
以降、オリンポス12神になる。
その後ハデス→ヘルメス→ベルゼブブの流れで治療され、復活。
現在は冥界でアダマンティンという名で神をやっている。
態度や言動では兄を慕っていないようにも思えるが、ハデスが消滅した際には始皇帝に仇討ちしようとするシーンがある。
ジークフリート
•ブリュンヒルデの婚約者。
•原初の器。
•登場巻は24巻
オーディンにより、冥界の奈落に幽閉されている。
幽閉されている理由は原初神の復活のため。
原初神の復活には「厄災の四宝」「命の水」「原初の器」が必要で、ジークフリートは原初の器に該当する。
本来であればオーディンはジークフリートが原初の器だとは気が付かなかっただろうが、ロキの悪戯により知られてしまう。
また、厄災の四宝はオーディンが全部入手済み。命の水は人間の命である。
ラグナロクの裏の物語のキーマンといっても過言ではない。
アフロディテ
美の女神として1巻から登場。
その後、ちょくちょくラグナロクを観戦する姿が1コマで描かれる。
11巻で釈迦が人類側として参戦することを表明すると怒る2コマ描写もあった。
他に登場巻は12,17,25巻など。
ゴルニル
•77柱の原初神
•登場巻は27巻。
封じられた真実を背負い続けた原初神、ゴルニル。
かつて原初神の内で起きた対立において、彼は強大すぎる存在を封じるためのアイテムを創り出し、その代償として多くの同胞が消えていく惨劇を目の当たりにした。
生き残った彼は、この忌まわしき歴史を後世へ伝えようとするが、真実は隠され、彼自身も危険視されて幽閉される。
ゴルニルの弟子たちの助けによって脱獄し、すべてを書き記したゴルニルの書を完成させる。
だがゴルニルは幽閉した原初神を恨んでいたわけではなく、書が完成した際には原初神たちにお披露目にいく。
ゴルニルの書完成と引き換えに消滅。
エイリン
•77柱の原初神。
•ゴルニルの妻。
•登場巻は27巻。
使命と愛のはざまで生きた原初神。
ゴルニルの妻として彼を想いながらも、彼の思想を危険と判断し、幽閉に手を貸した。
ゴルニルの書が形見のような感じになってしまったが、燃やす決断をする。
だが、皮肉にもゴルニルの書は、天界のどこかの本棚ににゅっと出現。想いは消えなかった。
後に、ヴェルクやベルゼブブが読んでいる。
また、ノストラダムスやジークフリートも原初神事情に詳しいことから、どこかで手に取ったのかもしれない。
フェルディス
•ゴルニルの一番弟子。
•登場巻は27巻。
ゴルニルの脱走を仲間達と手助けし供に生きていこうとするが、古い神の争いに首を突っ込むなと突き放される。
ゴルニルお手製のアイテムを授かり、原初神のサーチ網を掻い潜りながらゴルニルの里をオープン。
永らく平穏なときを過ごす。
また、ヴェルクに御守りであるグングニルを授けた。
ヴェルク
•後のオーディン。
•ゴルニルの里の民。
•登場巻は27巻。
すべてを知っている唯一の生き残り、ヴェルク。
ゴルニルの里を好奇心から出たその一歩が原初神の監視に触れ、里の民の命を奪う惨劇へと繋がった。
グングニルの力によって生き延びたヴェルクだけが、すべての真実を背負う存在となった。
当初は外の世界でその真実を語ろうとするが、返ってくるのは、理解ではなく嘲笑と迫害だった。
救われぬ現実に晒され続けた果てに、彼の内に芽生えたのは破壊への意志。
オーディン爆誕の起源である。
まとめ
以上、終末のワルキューレ全キャラ一覧でした。
まだまだ抜けがあるので、逐一更新していきます。
